【 ゴール達成のためのWebづくり 】
第9回 「採用」で成果を出したい(人材確保)
【目次】
- 採用サイト、採用ページにこそ、全力投球すべき
- 募集人材に向けた特設サイトまたは採用ページを作る
- 小さな会社の採用ページに必要な5大要素
採用サイト、採用ページにこそ、全力投球すべき
新規卒業者(新卒)を採用したいと思って、各リクルーティングサイトに掲載しても、反応がいまいちだったことはないでしょうか。
ぜひ、自社の採用サイトを、もしくは自社Webサイト全体のコンテンツを、今一度見直してください。そのとき大切なのは、「採用者の視点」で情報を発信できているか? です。
募集人材に向けた特設サイトまたは採用ページを作る
御社には、採用ページ、もしくは採用特設サイトはありますか?もし、作っていないのであれば、ぜひ作成してください。
「何をやっている会社なのか」だけではなく、「どんな人材を求めているのか」や「なぜそういった人材が欲しいのか」に特化した採用専門の特設サイトまたは採用ページを作ることをお勧めします。
小さな会社の採用ページに必要な5大要素
我々が考える中小企業の採用ページに必要不可欠な【5大要素】とは・・・・
- 社長からのメッセージ
新しく求める人材に対して、過去の功績や自社の将来性ビジョンを、自分の言葉でしっかりと伝える。
- 業務説明
入社1年目・2年目の社員から採用ページについてリサーチを行い、「生きた声」を掲載する。
- 先輩の声
先輩の「生の声」を通して、企業の良さをアピールしてもらう。
- 社内の様子
エントランス、部内の様子、社食や打ち合わせスペースなど、社内の「雰囲気」を伝える。
- 募集要項
条件、職種、勤務地、給与、手当、休日・休暇、勤務時間など、質問がこないように考えながら掲載する。
このように、情報を事前に開示し、入社前に企業をよく知ってもらうことで、「こんなはずじゃなかった」、「こんな人間だとは思わなかった」といった、お互いの「ミスマッチ」が起こりにくくなります。
事前にお互いのことをよく理解することで、会社にとっては必要な人材がしっかりと確保できる、つまり「辞めずによく働いてくれる社員」を採用する確率が、ぐんと高くなるのです。
以上のことを踏まえて、どうかぜひ、「この会社で一緒に働きたい!」と思わせる魅力溢れるサイトを作ってください。
■まとめのまとめ
- 小さな会社は、採用サイト、採用ページにこそ、全力投球すべきである。
- 小さな会社の採用ページに必要な5大要素 1.社長からのメッセージ、2.業務説明、3.先輩の声、4.社内の様子、5.募集要項
- 会社のことを事前に開示することは、お互いに「こんなはずじゃなかった」と思う採用のミスマッチを避ける効果がある。
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著者:高橋浩子・田井中 友香
出版社: 日経BP社
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